これまでのバリ島の環境問題

現在のバリ島では１日680㎥のプラスチックごみが排出されています。

680㎥ってよくわからないので、ちょっと考えてみましたが、横と奥行きが1ｍずつのゴミ箱があって、その高さが680m、これが毎日ってことです。とんでもない量ですよね。でもこれが現実なのです。

また、昨年も日本のニュースに取り上げられるくらいクタビーチにプラスチックゴミが漂着していましたよね…。

この環境問題を受けて、バリ島のグリーンスクール発信で「バイバイプラスチックバック」という活動が行われていました。

そのメインになったのがこの２人の女の子で、名前はメラティ(左)とイザベル(右)。彼女たちが2013年に始めたこの活動はどんどん加速し、2015年に当時のバリ州知事に「2018年までにプラスチック袋を撤廃する」という覚書を交わすまでに至りました。

それの流れで、とりあえず今回、2019年にデンパサール市でプラスチックのレジ袋が廃止になったのです。

ってことは、今後はバリ島全土に普及していくことはほぼ間違いないと思われます！

その覚書に「デンパサール市だけ」なんて文言はきっと無いはずですし、彼女たちの活動もバリ島、もっといえば世界の自然環境を思っての動きだからです。

実際にハワイでもレジ袋は既に有料化されてますし、使い捨てのレジ袋に対する禁止や課税、有料化の流れは既にイギリス、フランス、オランダ、ケニアなど世界各国ですでに普通になりつつある事なので、シンプルに言えば時代の流れですね。

現地の反応

2019年からインドマレでプラスチックの取扱がなくなりました。
とりあえずバリ島内は。おかげで手持ちで変える。。。

でもエコだね pic.twitter.com/VKwL0LEtQT

— カイリ(バリ島旅行のみかた) (@KAIRI_BALI) 2019年1月1日

そんで、現地の人がどういう反応をしているかというと、僕が街を見てた感じ、驚きはしていましたが、既に馴染んでる人が多いのかなと思います。

僕もさすがに最初は戸惑いましたし、「これどうすんの？どうやって持って帰るん？」と思いました。

でも「まぁ無いっていうならしょうがないべ、なんとかこう、服の裾のところをグワってして、そこにのっけて、バイクまで運んで、あとはメットインにぶっこめればいいか」って感じです。

さすがに大量の買い物をスーパーでする時は大きいリュックか袋を持っていきますが、あとは別になんとでもなるなぁ…と思い始めていますね。

ただ、もちろん中には反対派の人もいて「いきなりレジ袋廃止&エコバック買えって言われたって困る！そんな出費は今まで必要なかったのに！」という現地の方のコメントも見受けられました。

オーストラリアではレジ袋が廃止されたことに激怒したお客が暴行事件を起こしたみたいですし、まぁ上からのルールが下まで浸透するには時間はかかりそうですね。

1月4日現在のクタやスミニャックのお店を見てきた！

デンパサール市のコンビニやスーパーマーケットでは完全に使い捨てレジ袋が廃止になっていたので、観光客に一番影響がありそうなクタやスミニャックまでバイクを走らせてみてきました！

結果から言うと、クタやスミニャックに関しては今までと変わらなかったです！！

５店舗程度色んなお店を周ってきましたが、コンビニでも普通にレジ袋を渡していましたし、

スミニャックのビンタンスーパー（現在閉店中）でもいつもと何ら変わらない様子でレジ袋が使われていました！

一旦は特に「あああ！！エコバック忘れたぁ！！」とか「バリ島行くなら絶対エコバックか大きめのリュックがないとダメ！」とまではいかなくて大丈夫です。

ただ、繰り返しにはなりますが、今後、恐らくバリ島でのレジ袋は全土で廃止になると僕は思います！

とりあえず僕はエコバック買うか作る。

今回はバリ島でレジ袋が廃止になるというお話でした。「そもそもプラスチックを捨てるとどうなるのか知らない人が多いのが問題」「レジ袋の廃止よりもゴミ処理の問題の方が重要じゃないか？」などと議論の余地はまだまだありますが、今回はこのあたりで終わりにしましょう！

僕は近くのスーパーのレジ袋が廃止になったことは確定なので、とりあえずエコバックを買うか作るかしたいと思います。ロールアップ式のやつとか良さそう。

っていうか作れたらいいなぁ…と思っています！ちょっと相談してみます、各方面に！それではバリ島旅行のみかたホリ(＠HORI_BALI)でした！

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