ガイドは案内だけなのか…
みなさん、こんにちは!バリ島旅行のみかたホリ(@HORI_BALI)です!
突然ですが、僕がいるバリ島は毎年世界各国の人が訪れる観光の島で、実に年間480万人以上の外国人がここに訪れています。480万人………ってことは全員集めたら武道館でのライブが320回もできるんですよ?!さすがにそれはEXILEでも三代目でも安室ちゃんでも無理ですよね…!
えっと…違う違うそんなことじゃない、その観光を支える重要な存在がいるのです!それは
【ガイド】。
ガイドとは、通常観光客に付き添って、歴史や文化的背景を説明してくれたり、観光客がスムーズかつ快適にバリ島を楽しめるように動いてくれる存在で、ガイドの良し悪しで旅行全体が左右されるといっても過言ではありません。まさに旅のお世話役。
今回はそんなバリ島のガイドに焦点を当ててみようと思っているのですけれど………
ただね、やっぱり、僕が体験して、「普通にバリ島のガイドっていいです」って結論になってもしょうもないと思うのです。なので、今回は僕が2年半というバリ島生活の中でずっと疑問に思っていたことを検証したい。それが
一体ガイドはどこまでやってくれるのか。
だって気になりません??
バリ島のガイドって結構親身になって最善を尽くしてくれる人が多いので、その限界点が見たいのです!!!!
なんでも親身になってくれるガイドが「は?無理だろ普通に考えて。」ってなるラインが見たいのです!!!!
作戦はシンプル、今日はとある1日ツアーを予約してあるので、その道中でいくつかの無茶ぶりを仕掛けていこうと思います。
うわ、めっちゃ楽しみ!それではバリ島旅行のみかたスタートです!
ガイドがどこまでやってくれるか無茶ぶりしてみた。
検証のやり方
・バリ王の日本語ガイドと専用車チャーターでウブド方面の観光地に行き、1日ツアーの間でレベル別に分けた要求をしていく。
・「それはちょっと…」となったラインを見極める
レベル1:予定にはないことを要求、しりとり、写真撮影
それではレベル1からやっていこうと思います!と、その前に今日お世話になるのはこちら!
PT.パラダイスバリツアーズ!日本の方は【バリ王】という名前の方がピンと来る方が多いかもしれませんね!簡単に言えばバリ王の現地支社的な感じです!
ちなみにここが現地ラウンジで、空港よりいいレートで両替ができたり、フライト前にシャワーが浴びたりできます!僕のアパートからめっちゃ近いので今回は普通に歩いて来ちゃいましたが、通常の「日本語ガイド&専用チャーター」はホテル送迎が付いていますのでご安心を!
早速行ってみましょう!
ホリ「ええっと…どうもー…」
ガイドさん「コンニチハ!コチラへドウゾ―!」
ホリ「あ、どうもー…(…よし、この人が今日の餌食か!!)」
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アルサさん「アラタメマシテ、”スディアルサ”トモウシマス!1日ヨロシクオネガイシマス!」
ホリ「よろしくお願いしまーす!(ひゃっはー!楽しみだぜ!)」
さて、まずは軽いものから要求していくのがいいですよね。
普通の観光客でもありそうな要望…
初っ端からかましたい気分はありますが…
よし分かった!
よし、とりあえず出発しましょう!
車はこんな感じの一般的なもの!ご覧の通り、バリ王の日本語ガイドと専用車チャーターはガイドさんとドライバーが1人ずつなので、案内に集中しても安全ですね!
…………。
…………ち、ちゃんと名前をメモってる。
こんな真面目な人にやっちゃって大丈夫かな…まぁいいっしょ!!
アルサさん「今日のご希望のコースは、まずティルタエンプル寺院に行って、そのあとキンタマーニ高原、ウブドを散策して、戻って来る内容がご希望ですね!よろしくお願いいたします!」
ホリ「こちらこそ!あのー…ちょっと、とりあえず一回コンビニ行きたいなーなんて思ったり、思わなかったり…」
アルサさん「コンビニ!わかりました!すぐに立ち寄りますね!」
ホリ「(これは余裕か…)」
ということで1つ目は難なくクリア!雨季はフルーツうまい!タイミングをみて次の課題に行きましょう!
~30分後ティルタエンプル付近~
…そろそろでしょう。
ホリ「アルサさん」
アルサさん「はいーなんですか!」
ホリ「バリ島に関する言葉だけでしりとりしましょー!!」
アルサさん「え、今ですか?」
ホリ「しりとりしましょー!!」
アルサさん「…しましょう!(な…なんだ?!)」
ホリ「はーい、じゃあ”クタ”」
アルサさん「タマンサリビーチ」
ホリ「(どこだ?!)チ…チャングー!?」
アルサさん「グヌンパユンビーチ」
ホリ「(またチ?!)チ…チャベ!」
アルサさん「べノアビーチ」
ホリ「(ええええ)…チ…チャンディダサ!」
アルサさん「サヌールビーチ」
ホリ「チー…チチチー…ダメじゃん。ないじゃん。」
アルサさん「はっはっは!もうすぐティルタエンプルに到着しますよー!」
ホリ「は、はいぃ…」
クソ、圧倒的に負けましたが、しりとりは普通にやってくれました!次だ、次ィ!!
今回訪れたティルタエンプル寺院は「聖水の寺院」として知られ、「湧き水」と「沐浴」が有名なパワースポットの1つです。
実は沐浴にも「左から順に」とか「何番目の水は浴びてはいけない」とか色々とルールがあって、そういったものは観光客だけではとっても分かりにくいもの。今回のようにバリ人のガイドさんが付いてくれていると懇切丁寧に説明をしてくれるのでとても安心です。
またちょっとした知識に関してもきちんとその場で日本語で説明してくれる人がいると、理解が深まりますし、事前にネットや本で調べた情報よりもリアルに触れることができます!
ホリ「ティルタエンプルって言葉自体はどういう意味なんすか??」
アルサさん「【ティルタ】は【聖水】、【エンプル】は【湧き出てくる】という意味なんですよ。」
ホリ「へぇ…(そのまんまか!)」
アルサさん「この寺院には言い伝えがあって、昔、悪い王様が自分を神として信仰させるために、お寺にお参りすることを禁止したのです。」
ホリ「ほうほう、そりゃ大変だ。」
アルサさん「天国でそれをみて怒ったインドラという神様が地上に降りてきて、悪い王様をやっつけました。」
ホリ「インドラさん強し。」
アルサさん「やっつけられた悪い王様は仕返しにバリ島に毒水を作り、それを飲んだバリ島の人々はなんと全員死んでしまいました。」
ホリ「(毒水…?!)」
アルサさん「インドラは嘆き、自分の武器である矢を地に突き刺し、そこから水が湧いたのです。そして、その水を死んだ人々にかけて蘇らせました。」
ホリ「インドラさんやっぱ強し、あとその水欲しい。」
アルサさん「インドラが矢を差した場所がここで、その水がこの聖水です。」
ホリ「ここが!!!」
ちなみに僕はこの寺院にもう5回以上来ていますが、今回初めてこの水が湧いている場所を訪れました。まさかそんな言い伝えがあるなんて…ガイドブックには絶対書いてないですよね!
いつも適当にバイクで来て、なんとなーく沐浴のところ見て、ほぉーんって感じで終わっていたので結構びっくりです!
おっと、話が少しそれてしまいましたが、僕の今日のテーマはガイドさんがどこまでやってくれるのか検証すること。大丈夫、忘れてませんよ。
1日は長いんでゆっくりやりましょ。ゆっくり。
≫次ページ:どんどんレベルは上がる。
面白いよこれw
ガイドさんも人間だから色々なタイプの人がいると思うけど、バリ人のホスピタリティって関心!
「しりとり」‼️笑っちゃいました〜^ ^