バリ島の危険まとめ15選!知っていれば怖くはない!
なんだかほのぼのしちまった…。違う!今回はバリ島はこんなに怖いところなんだって話!!僕が思いつく限りのバリ島の危険をまとめてみましたので1つずつ、じっくり見ていきましょう。
スリ(強盗)
まずはスリ(強盗)について。これは主に南部リゾートエリアのレギャン通りでよく被害に遭う方がいらっしゃいます。クラブ帰りのほろ酔い日本人がターゲットです。
スリというと「人混みでバレないようにこっそり」とか「違う方に意識を向かせて、その隙にひっそり」ってイメージですが、バリ島のそれは全く異なり、いうなれば「雑」。
僕が何度となく遭ったその手口をお教えしますと、まず3~4人の若い男性が道でたむろっていて、獲物を物色。大事そうにバックを抱えたり、スマホを首からぶら下げていたり、ポケットの膨らんでいたりするカモが来たら、まず1人が適当に声をかけてきます。
「ハッパハッパ!オンナオンナ!」
その1人が半ば無理やり進行を妨げている間に、反対側から1人、その横から1人現れ、そこはいきなり満員電車状態に。
全員が一斉にカバンを開けたり、ポケットに手を突っ込んだり、首から下げているスマホを引きちぎってこようとします。金のネックレスなんかも狙われます。
5秒もしたら、解放されますが、貴重品は残らず取られ、犯人は走って人混みに…。
こんなことが暗い路地裏で起こるならまだしも、見ている人もたくさんいるレギャン通りで堂々と行われます。まさかこんなに人がいるところで…と油断したらアウトです。
1番の対処法としては「貴重品をなるべく持っていかない」こと。もしどうしても持っていきたい場合は首からぶら下げるスマホケースなどに入れて服の中にいれたり、決してポケットに入れることはせず、必ずバックに入れること。できればバックに小さな鍵を付けて、そこに全ての貴重品を入れて歩きましょう。(もちろんバリ島のそこら中でこんな状態なわけではありませんのでご安心を。深夜のクラブ街のみの出来事です。)
海でも使えるこんなのが1個あると役に立つと思います!
バリ島着いたん朝の3時やってるコンビニ寄ろうとしたら集団スリにあってすぐ気付けてキレたらすぐ返してくれた。バリ島のイメージ初日からめっちゃ悪いわ( ̄▽ ̄)笑
— らいおん (@lioooonn) 2017年3月17日
野犬やサルによる狂犬病感染
バリ島ではいまだに狂犬病の発生が確認されており、注意しなければなりません。街中には野良犬も多く、また有名な観光スポットであるウルワツ寺院やウブドエリアのモンキーフォレストには人に寄って来るサルもたくさんいます!
狂犬病は人間を含むすべての哺乳類に感染する病の一種で、潜伏期間は1カ月~3か月。発症後の治療法はなく、呼吸障害により100%死に至る病であるとのことです。ちなみにヒトからヒトへ感染が拡大することはないそう。
助かる道は噛まれた24時間以内にワクチンを接種すること。なるべく早くワクチンを打てば発症を防ぐことができます。
狂犬病にかかっているおそれのある動物に咬まれてしまった場合、傷口を石けんで洗い(水洗いは無効)、同時に遅滞なく医療機関を受診して、狂犬病ワクチンの接種(暴露後接種)を受けて下さい。暴露後接種の接種方法(回数、接種日、注射法)には何通りかありますが、とにかく暴露直後にワクチン接種を開始することが肝要です。参照元:在デンパサール日本国総領事館公式サイト(http://www.denpasar.id.emb-japan.go.jp/itpr_ja/04_02safe.html#id1)
助かるとはいえ、噛まれてしまうと絶対に病院に行かなければいけなく、旅行のスケジュールや楽しい思い出が台無しになってしまうので、野良犬やサル、コウモリなどには容易に近づかないようにしましょう!
バリ島で7歳男児が狂犬病を発病し死亡。一緒に噛まれた父親は抗血清(抗狂犬病免疫グロブリン?)治療を受けたが、子には受けさせず、1ヶ月後に発病って・・・。 http://t.co/wAFEF03NiL バリ島の狂犬病大流行は、まだ沈静化していないのね。
— 久住英二@ナビタスクリニック (@KusumiEiji) 2014年2月18日
ひったくり
これもたまに観光客が被害にあう危険の1つですね。ひったくりとは道を歩いている人にバイクで近づき、追い越しざまにバックや貴重品を強引に盗み、逃げていくという手段です。また、バリ島でのひったくり被害は歩いている人のみならず、バイクの後ろに乗ってスマホをいじっていたら、後ろから来たバイクに取られた…という話も聞きます!
肌感覚ですが、昼間よりは深夜の方が発生件数が多いので、クラブ帰りや楽しい観光で夜が遅くなってしまった時にはカバンを道路側に持たない、基本はタクシーで移動するなどの注意をしてください!
バリ島、クタでひったくりに合ってしまいました。
手口はまさにこれで、クラブ帰り、バイクに乗った2人組の後ろの座席の人が追い越しざまにバックをひったくり、その瞬間に転んで引きずられて怪我をしてしまいました。
バリ島、デンパサール領事館のサイトより。https://t.co/kqkOiu6TLw pic.twitter.com/DCjqoi5a6Z
— 旅行のプチ情報 (@haveagoodtrip__) 2018年3月10日
悪質な両替所
(※写真は典型的な悪質な両替所の看板です。)
日本と違いバリ島の観光エリアには両替所がたくさんあります。もちろんBMC(バリマネーチェンジャー)などのきちんとした両替所もありますが、中には高レートを掲げ、お客を誘い込み、詐欺行為を行う場所もたくさんあります。
手口は非常に簡単で、数えたお札を手渡すときに少ない札束にすり替えたり、抜いたりするだけ。しかし、いざ目の前でやられるとこれがわからないものなんです…。
パッと見で綺麗・監視カメラの有無・他のお店と比べてレートが異常に高くないといった事柄を基準にして、安心できる両替所を見つけてください!暗くて小さなところは避けましょう!
ちなみにこちらの動画で悪質両替所に実際に突撃してみているので、ぜひご覧ください!
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