バリ島豆知識

コロナをただの感染症ではなく、1つの時代として捉えた場合、バリ島はどう変化するのか。

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コロナは感染症ではなく時代かも


やけに天気のいいバリ島から、バリノミカタのホリ(@HORI_BALI)です!ちょっと思うことがあり、早朝にパソコンの前に座っています。

昨今の新型コロナウィルス(COVID-19)の影響はすさまじく、日本の皆様も大変な思いをされていることと思います。そして観光業で成り立つバリ島も島全体で大きなダメージをうけています。

現状としてはこのような状況です。

さて、今回の僕が書いていきたいのは大枠でいえば「コロナとバリ島」「コロナと観光業」についてです。

もっと具体的にいうと、「新型コロナウィルスを1つの嵐ではなく、”時代”として捉えてみた場合、バリ島は、観光業はどのような変化をしていくのか」ということです。

 

現在のバリ島ではコロナに対して「嵐が過ぎるのを待つ」という認識の人がほとんどです。

それを表すかのように各SNSでは「落ち着いたら…」「終息したら…」という表現が多くみられます。そして、僕自身もそう思っていました。

しかし、もし今回の新型コロナウィルスはそもそも落ち着くとか終息しないもの、もしくは続けざまにまた新しいウィルスが出てきたら…と仮定したら、この姿勢は非常にまずいものだということになります。そしてその可能性はある。

 

ちなみにアップルとグーグルは既にスマートフォンを利用したウィルス感染者との接触を検知するシステムを開発しています。(参考記事)

現在のこの状況がもうスタンダードとして定着した場合、それはもう一つの大きな時代に突入したと捉えてもいいのではないか。

そうだとしたら、それに合わせてバリ島は、観光業は変化していかなければいけないのではないか、と僕は考えています。そういった意味での「1つの時代」という表現となります。

そういう時代においてどのような変化が起きるのか、まだ未知の部分がほとんどですが、少なくともコレは簡単にイメージできるというものを書いていってみます。

それではバリ島旅行のみかたスタート。

観光業は相互の安全認識上に成り立つ

と、その前に「観光業は相互の安全認識上に成り立つ」という部分に触れないといけません。

「相互」とは「提供者」と「ユーザー」であって、この話で触れたい提供者はバリ島、ユーザーは観光客です。

提供者側がいくら「安全です!」と言葉で叫んだところで、もし仮にユーザー側とそもそもの安全認識がズレてしまっていたら、それは成り立ちません。

ふわっとしているので、超具体的にすると、

新時代に突入して、VSウィルス状態が向こう10年以上のスタンダードになった国に住む観光客は、旧時代のままのバリ島に絶対に行かないし、逆にwithコロナ状態の観光地は、Vsコロナ状態の国の観光客を受け入れるわけにいかないのです。

ミカタフレンズ

「コロナは過ぎ去ったよね、だからもう前の状態に戻してもいいよね」という時代を生きる人と、「コロナ含め、新しいウィルスに対して常に警戒状態はキープ」という時代を生きる人は一緒に遊べないのです。

何がどう変わる可能性があるのか


という前提の中で、今後バリ島では何がどう変化していくのでしょうか。そのほとんどは未知ではありますが、もしかしたらこうなるかも…という具体例をいくつか挙げてみます。

①観光客が利用する全施設において、ウィルス対策がハイパー強化される
・飛行機ではマスクが配られ、隣の席との間隔が開く、もしくは物理的なプラスチック版の設置
・税関に除菌ゲートの設置、サーモグラフィーによる体温チェックは必須
・タクシー、チャーター車、送迎車等には常時換気とマスク着用、プラスチック版の設置、ユーザー乗降時の除菌が義務付けられる
・スパは入口には毎回除菌された部屋と除菌ゲートが設置される
・飲食店は全て席がある程度離れて設置される

②ウィルス対策と健康状態についての情報がより求められ、提供される
・ガイドブックにはその国のウィルス対策状況というページができる
・スパのセラピストの健康状態が表示される
・飲食店のスタッフ、シェフの健康状態は入口で表示
・車系は常にドライバーの健康状態が表示

③ツアー催行会社は催行側とユーザー、ユーザーとユーザーに注意してツアーを進める、もしくは団体でのツアー(レンボンガン島ツアーなど)がなくなる

これはつまり現在1対多数で運営されるレンボンガン島ツアーを運営している事業者さんなんかは、自分達の健康状態とウィルス対策、そしてその提示を徹底するのはもちろんのこと、ユーザー同士の状況にも注意して進めなければいけなくなるということですね。

もうそれはめんどくさいから、団体でのツアーという概念そのものもなくなるかもしれません。

 

うん、抜け漏れは多々ありますが、ざっくりとした世界の輪郭を作り上げるには十分ではないでしょうか。

もちろんこれがやりすぎという意見が多数だとは思います。そして現状の僕もそう思います。が、これ以上のことになる可能性もゼロではありません。ツアーは全部VRライブ配信で開催など…。

そして、その前提で動いている人や会社も世界を見渡すとあります。

ピンチをチャンスと捉えられるかどうか


ということで今回はコロナと観光業について、これからの世界はどうなっていくのか、僕の今考えていることを少しだけ共有させていただきました。

ざっくりと何を言いたかったかというと、ピンチはチャンスじゃね?っていうこと。最大のピンチは最大チャンスになりえる!

このピンチをどうチャンスに変えていくのかはバリ島次第、もう少しスケールを小さく見れば、バリ島観光業に携わる人次第ということになります。

確実に言えるのは僕ら、バリ島旅行のみかたは確実にこのタイミングで変わっていきます。とはいえ、トライ&エラーを繰り返しながらここまでやってきたので、それをこれからも続けるだけなんですけどね。

リアルガチで人間とウィルスの関係がこのまま進むのであれば、観光業は確実に次のフェーズに移行してくからね。

まぁ、それも楽しみに見ててもらえると嬉しいです。

それではまた、バリ島旅行のみかたホリでした!

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ホリです。バリ島在住。企画立案、執筆、画像作成、記事編集などなんでもやります。哲学で培った本質を培う目と異常な行動力で、常識をぶっ壊しながらなんでもできます。あー、ひたすら日向ぼっこしたい。

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コメント

    • こん
    • 2020年 4月 13日

     私は、「コロナは治る病気だ」って早くなればいいなと願っています。だから、嵐が過ぎ去りもとの生活に戻るのを待つ派かな。なまぬるい考え方かもしれませんね。
     安全で、清潔で、しっかりと何か・誰かに管理されてて安心して旅行ができるってとても大事なことだと思います。でも、そこをきっちりとやられると、なんかバリ島の良さというかバリ旅行の醍醐味が薄れてしまうような気がします😔バリ島、これからどうなっていけばいいんですかね…

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