第8位 バンドゥン 日本人訪問者数1,593人
■どこ?
バンドゥンはジャワ島、西ジャワ州の州都で、ジャカルタ、スラバヤに次いでインドネシア第三の都市と呼ばれています。ジャカルタからは東南に約200km離れており、バスで4~5時間、列車で3時間程度で到着です。標高が高く過ごしやすい気候のため、ジャカルタ在住の方がちょっとした旅行で行く避暑地のような場所のようです!ちなみに静岡県浜松市と姉妹都市となっています!
■なにがあるの?
バンドゥンにはインドネシアで最も入りにくいと呼ばれているバンドゥン工科大学を筆頭に多くの大学が存在し、「学園都市」としての側面を持っています。日本からの留学生も多くいるようで、そういえば僕の友達の友達はバンドゥンの大学に交換留学していると聞いたことがあります。
平和十原則が定められたアジア・アフリカ会議、通称バンドゥン会議が行われた場所は現在博物館となっているようで、アジアとアフリカの国々が独立する契機になった時代の資料や写真が多く展示されているようです。
また郊外に出ると自然も豊かで1,830メートルのジャワ島最大級火山タンクバン・プラフ山があり、カルデラを見たり、トレッキングをすることができます。インドネシアは山系多いね!
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第7位 メダン(スマトラ島) 日本人訪問者数1,729人
■どこ?
メダンはスマトラ島最大の都市で、人口は約210万人。スマトラ島なので、バリ島やジャカルタから行くよりはマレーシアやシンガポールから行った方が全然近い場所にあります。
■なにがあるの?
これはさすがに全くわからずにたくさん検索しましたが、主に下記3つが有名な観光地のようです!
まずは、オランウータン保護区があるグヌンレウサル国立公園。スマトラといえばオランウータンが有名で、インスタグラムでもオランウータンと戯れる観光客を多く見つけることができました。
さらに巨大噴火の結果できたカルデラのトバ湖。トバ湖は世界最大のカルデラ湖で、長さはなんと100KMにも及ぶとのこと。そうなったらもうパッと見、海と大差ないですよね!ちなみに約7万4000年前にこのトバ火山の噴火によって、ホモサピエンスは1万人以下に減少し、絶滅寸前だったようです…!
最後に現在でも王族が住んでいるマイムーン宮殿。イスラムやヨーロッパの建築様式で建てられたこの宮殿では歴代王族の家具や調度品が飾られているとのこと!
もちろん、スマトラ島全体で見るとパダンやブリトゥン島、バンカ島といった観光名所は多くあり、国際空港のあるメダンが観光のスタート地点となっているため日本人観光客が多いということもあるでしょう!
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第6位 ジョグジャカルタ 日本人訪問者数1,936人
■どこ?
ジョグジャカルタはジャワ島東部に位置するインドネシアの古都で、バンドゥンとスラバヤのちょうど中間地点にある州です。ジョグジャカルタとは平和の街という意味があるようで、旧王家の王族が認められている特別州となっており、日本でいうところの京都のようなイメージの場所ですね!
■なにがあるの?
ジョグジャカルタといえばインドネシアの古都ということで、色々と調べてみてもやっぱり歴史や文化的な側面をもつ観光名所が多いですね!世界遺産もあります!
まず代表的なものとして、ボロブドゥール遺跡!8~9世紀に造られたと言われるこの遺跡はケドゥ盆地にある仏教の寺院遺跡で、歴史の教科書にも載っている世界遺産。もう超有名寺院なので、ここで細かな詳細は書きませんが、詳しく知りたい方はぜひ検索してみてくださいね!
そして、ジョグジャの空港から10分という好立地にある東南アジア最大のプランバナン寺院もジョグジャカルタ観光では欠かせない存在!最も美しいヒンドゥー教寺院の1つに数えらるこの寺院では、三大神の祠堂やガネーシャの石造を見ることができ、またラーマヤナ舞踊劇も行われているとのこと。ちなみに、この寺院を筆頭にしたプランバナン寺院群は1991年にユネスコ世界遺産に登録されています!
最後に、これは調べていて個人的にかなり気になった場所なのですが、ジョンブラン洞窟!ジョグジャカルタの市街地から車で約2時間ほどの場所に位置するこの洞窟は、なんといっても写真映えがスゴイ!洞窟にはロープで吊るされながら60mを降りながら入るスタイルとかなりアクティブな場所になっていますが、午前中のみ岩の裂け目から漏れて入る光がとても神秘的で、まさに絶景スポット!ぜひこの目で見てみたい!!
二つの宗教の世界遺産と気になる洞窟があるジョグジャカルタ、バリ島に比べ物価も安いようで、日本人にも人気の観光エリアと言われても納得です!
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第5位 スラバヤ 日本人訪問者数6,575人
■どこ?
実はほぼ引きこもりの僕でも行ったことがある場所、スラバヤ。日本にもチェーン展開している同名のインドネシア料理店がありますよね!ジャワ島の東に位置するこのエリアは人口約300万人でインドネシア第二の都市と呼ばれています。日本から直行便はまだなく、クアラルンプールやシンガポール、ジャカルタ、バリ島経由が一般的のようですね!
■なにがあるの?
調べてみると、タバコの博物館や潜水艦博物館など、スラバヤだけだと正直ちょっと迫力には欠けるかな…といった印象でした。ただ、スラバヤは東ジャワ観光の拠点でもあり、東ジャワ全体に目を向けてみるとすごい観光名所発見!いくつかご紹介していきましょう!
まずは標高2392メートルのブロモ山(グヌンブロモ)。スラバヤから車で4時間の場所にあるブロモ山は国立公園の一部であり、壮大な景観を拝むことができる場所。文化的にみると、ブロモ山の中腹から高地に住む人々はテンガルと呼ばれ、周辺の人々はイスラム教徒の割合が多いにもかかわらず、彼らはヒンドゥー教を信仰している。というのも、どうやらヒンドゥー教であったマジャパヒト王朝がイスラム教のマタラム王朝から逃れるために、このブロモ山に逃げ込み、現在も脈々と信仰は受け継がれているとのこと!
そして、東ジャワで僕がずっと気になっているといっても過言ではない場所がカワイジェンです!カワイジェンはインドネシア語で「イジェンのクレーター」を意味し、イジェン山の山頂付近2,799mの場所に位置する直径800mのカルデラ湖を指します。実はこのクレーターにできた湖には超高濃度の硫酸が流れ込んでおり、生物はいない死の湖といわれています。なぜそんな場所が観光名所かというと、所々から噴き出す高温の硫黄ガスが自然発火し、摩訶不思議な青い炎を作り出すのです!!写真をいくつか載せておくのでぜひ見てください!
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第4位ビンタン島(リアウ諸島)日本人訪問者数15,655人
■どこ?
ビンタン島は面積1,866 km2、リアウ諸島に位置する島で、南部にあるタンジュンピナンはリアウ諸島州の州都になっています。
地図でみるとわかる通り、シンガポールから物凄く近くフェリーで約50分で到着するようです。シンガポールから入った場合はもちろん国が違いますので、通常通り入国審査や荷物検査があるみたいです!
調べてみると、ここに日本人が多い理由はインドネシア旅行しに来るというよりは、シンガポール旅行+αの要素という意味合いが強いようですね!
■なにがあるの?
ビンタン島はインドネシア・シンガポール両国政府の主導のもとリゾート開発が行われてきたエリアですので、典型的な南国リゾートをイメージするといいと思います。
ビーチ系のアクティビティ、マングローブツアー、ゴルフに加え、エレファントライド、スパ等があるようで、大人も子供も楽しめるスポットとなっています。
シンガポールは僕もよく行くのですが、かなり都会でバカンス感はほぼ無い場所だと思っているので、シンガポール旅行の中に1泊でもこの海のきれいなリゾート地が入っていると旅の雰囲気がガラっと変わると思います!
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この記事はインドネシア観光省ワンダフルインドネシアのご提供でお送りしています。
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