インドネシア語の関係代名詞Yang!
疑問詞とその答えとして使うYang
まず、よく使うYangから見ていこう!
Yang mana tas kamu?
君のカバンはどっち?
- mana(どこ)
- kamu(君)
これはほんとーによく使うからまず覚えよう。聞いたことある人も多いと思う。答え方としては、
Yang besar.(大きい方。)
Yang kecil.(小さい方。)
- besar(大きい)
- kecil(小さい)
もし、大きい方も、小さい方の「両方」である場合は、Dua-duanya(両方とも)と答えることができるからこの表現も覚えておこう。(※ この場合の「大きい方・小さい方」ってのは別にトイレの話とは関係ございません!)
お食事中の方が、席を外したようなので、ここからはより深いYangの話をしたいと思います。
Yangが付く、付かないの差
では次に、Yangがつくのとつかないとではどう違うのかについてみていこう。
まずこの例を見て!
Buku mahal
- buku(本)
- mahal(値段が高い)
つまり、Buku mahal の意味は(値段が高い本)だ。じゃあ、このBuku と mahalの間にyangを入れてみると、、、
Buku yang mahal(値段が高い本)
あれ、Yangが入っても入っていなくても同じ意味じゃん?
って思うよね。 でも、実は違うニュアンスを持っているんだよ。
まず、Buku mahal は、ただ単に「値段が高い本」であるということを表している。でも、これを、Buku yang mahalにしてみると、複数あるの本の中でも「値段が高い方の本」であることを指すことになるんだ。ちょっと分かりづらいよね。図を使ってみよう。
Buku yang mahal が、いくつかの本の中でも「値段が高い本」であるイメージができたかな?
Tas baru.(新しいカバン)をTas yang baru.(新しいカバン)にしてもおんなじだよ。
- tas=カバン
- baru=新しい
tas yang baru にすれば、複数のカバンがあって、中でも、新しい方のカバンを指すことになるんだ。
細かい話だな~って思うかもしれないけど、実はこの「名詞+形容詞」の表現は使う場面が多いからしっかりと覚えといて。
例えば、携帯屋さんで、店員さんに、いくつかの携帯(HP)を紹介されたシーンを想像してみて。
その際に「HP yang murah.」といったフレーズをよく使うんだ。
HP yang murah.(安い方の携帯で。)(※具体的に言えば:「安い方の携帯をください。」という意味)
ね、便利でしょ。
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