バリ島全般に関するタブー、マナー、NG
・左手で何かを食べる
インドネシア全般では、左手は不浄の手とされているため、その手でご飯を口に運ぶことはありません。
あくまで、日本人は観光客なので全部その土地の習慣に倣う必要はありませんが、インドネシア人の家にご飯に招かれた時などは気を付けてもいいかもしれませんね。
・左手で物の受け渡し
観光客と左手に関して注意したいのはこれ。買い物した時の金銭の受け渡し、何かをもらうときは、極力右手で行うようにしてください。
左手で受け渡しをしてインドネシア人に怒られるようなことは決してありませんが、内心は「うわああ」と思われてはいるでしょう。気づかぬうちに機嫌を損ねないように、注意したいですね。
もしどうしても右手が塞がっている場合は一言「ごめんね、そーりー」と付け加えれば大丈夫です。
・声を荒げて怒る
バリ島では自分をコントロールできずに感情を爆発させる行為は「恥」とされています。また、人前で怒られることも日本人が想像する以上に「恥をかかされた」と認識されるため、どうしても怒りたいときは人の見ていない場所で、冷静に指摘してあげてください。
また腰に手を当てるという行為は「怒り」の象徴なので、このポーズも旅行中はやらない方が無難です。
・公共エリアでの熱いキス
まぁ、日本でもそうですよね。特にインドネシアはイスラム教徒の多い国ですので、公共エリアで男女が濃い接触をすることは良しとされていません。
・「ハロー」「コンニチハ」の無視
これは本当によくある。こうして道路に毎日座っていた僕の経験上、無視するのは日本人が一番多いですからね。
もちろん日本語で話しかけてきて、詐欺などに巻き込まれたーということもありますが、挨拶くらいはきちんと返した方がいいと思います。急いでいるなら「ごめん、急いでるから」、要らないなら「要らない」とちゃんと言えばいいだけの話です。
「なんで日本人って挨拶無視するの?」って言われて、必至に弁解する事がなくなりますように。
・50円をくそほど値切る
うん、日本人が50円稼ぐために必要な労力とインドネシア人が同額稼ぐために必要な労力は随分と異なります。
交渉に熱くなるのはいいことですが、そこまで無理して下げようとしなくてもいいんじゃないかなーと思うこともチラホラ。その50円が下がったことで、お店のにいちゃんのご飯がワンランク下がるということを決してお忘れないよう。
・イエス・ノーをはっきりしない
これもNo Goodの1つ。
特にノーの場合、日本の文化では、はっきりと断ることが失礼にあたるため、ついつい「欲しいけど、今は持ち合わせがないからー」「やりたいけど、時間がないからー」と遠回しに断りがちですが、これはバリ島ではやらない方がいいです。
曖昧なノーは向こうの都合のいいようにイエスと捉えられ、思わぬトラブルの元となるので、注意してくださいね!
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