液体窒素を使ったアイス?!
今回、僕が訪れているお店はこちらのナイトロジーニー(Nitrogenie)。ナイトロ(Nitro)が「窒素」、ジーニー(Geneie)はディズニーのアラジンに出てくるあの青いアレのように願いをかなえてくれる精霊的な意味らしい。
特徴はやっぱり液体窒素を使ってつくるアイスクリーム。窒素はマイナス196℃が沸点で気化するようなので、猛烈に冷たいアイスクリームが出来上がるのでしょうか?楽しみ。
メニュー各種、値段はこんな感じ
メニューは8種類。バリ島で人気のジェラートと違い、ハニーチーズケーキやペパーミントチョコチップなどハーゲンダッツ的なラインナップを繰り広げています。
8種類はバリ島のアイス界ではかなり少ないほうですが、「Today’s Ice Cream(今日のアイスクリーム)」「Flavours change regularly.(味は定期的に変わります)」と記載されているので、その時々の選び抜かれた8種類なのでしょう。ちなみに公式サイトには80種類もの味が記載されています!
値段はサイズによって変動し、レギュラーカップがRp.55,000(¥440程度)、ラージカップがRp.75,000(¥600程度)、コーンがRp.65,000(¥530程度)となっています。これまたアイス界では異例の高価格!ただ、ハワイでは小さいもので$5程度と聞いているので少しバリ島の物価に寄せているみたい。世界で絶賛されているものが若干のバリ島価格で食べれるならいいでしょう。
もちろん試食も可能ですので、とりあえず全部食べてみました。
作る過程はまるで実験!
注文を終えると、早速作りはじめました。通常のアイス屋さんだと、ゴシゴシとアイスをすくって、カップにポン、ハイドゾーってなもんですが、ナイトロジーニーは違います!まずはなにやらいかにもなマシンにボウルを設置!
アイスと液体窒素を投入!
蒸発した液体窒素の白い煙を巻き散らしながら、マシンがひたすらかき混ぜます!ちゃっかりメガネもかけてるし、こりゃもう実験だ。
ボウルの表面もどんどん冷えて、すぐに凍ってしまいました。
そのあとは、ボウルごと盛り付け係のおばちゃんにパス。
おばちゃんは素手で凍ったボウルをわし掴みにして、カップにアイスを詰め込んでいきます!
はい。
完成!!
どんな味?!とんでもなく滑らか!
たくさん試食した中でも僕の舌をうならせたのがこちら。「Salty Caramel Popcorn(ソルティーキャラメルポップコーン)」!
公式サイトの説明を読む限り、「氷の結晶が出来上がる前にアイスが凍るため、とんでもなく滑らか」とのこと。実物はどんなもんでしょう・・・・
ではでは、さっそく。いただきます。
うまっ!なにこれ!
パッと味は塩がガツンとくるのですが、そのあと徐々にキャラメルに変化し、最後は口にまるまるポップコーンが残ります。
フルーツ系のジェラートとは真逆のこってり濃厚なテイストで、一口に多くの味が詰め込まれているという感じでしょうか。また新しいお気に入りを発見してしまった・・・・。
ふふふ。勢いあまって、リュックを持ったままのリポートになってしまいました。
よし、食うか。
~2分後~
・・・・・。
・・・・・。
・・・・・食べ終わった。
ック・・・・諸行無常とはこのことか。
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