宗教別NGなこと&国全体でNGなこと
ヒンドゥー教関連のタブー、マナー、NG
・頭を触ったり、たたいたりすること
バリヒンドゥー教では頭は神が宿る神聖な場所とされているので、基本的に触れることはNG!特に、日本人はかわいい子供をみるとついつい頭を撫でてしまいそうになりますが、これもやめた方がいい行為の1つです。
宗教的に寛容なバリ人は怒らないかもしれませんが、心の中では不快な思いをしている可能性が高いので注意してくださいね!
・寺院に短パンや短いスカート、その他露出度の高い服装で入ること
これはもう定番ですね。「バリ島=南国リゾート」、うぇーーーいのイメージが先行し、どうしても露出が高くなりがち。でも、寺院はバリの人達にとってかなり神聖な場所なので、キャミソール1枚やタンクトップ1枚などの格好は絶対に避けてください。
寺院の中に入れてくれない可能性も・・・・!
・酔っぱらってお寺の中に入ること
バリ島に来ると日中にお酒飲んで、ふらふらしている外国のおじいちゃんをよく見かけますが、アルコールが体内にある状態での寺院参拝はNGです。
「昨日飲みすぎた、酒が抜けねー」という方は、諦めるか、ボカシテラピーに行ってください♪(>>ボカシオイル好き必見!バリ島ボカシテラピー体験!30分で超汗だく!)
・生理中、出産後42日以内のお母さん、生後3か月以内の赤ちゃんが寺院に入ること
生理中の女性が境内に立ち入ることは禁止で、ガイドブックのみならずお寺などの入り口に日本語で記載がある場合もあります。また出産後42間のお母さん、生後3か月以内の赤ちゃんも寺院には入ることができません。
・寺院の中の物を持ち帰ること(石1つでもアウト!)
これはぜひ注意したい。というのも、とあるオーストラリア人男性がバリ島寺院内で見つけた綺麗な石を国内に持ち帰った結果、バチが当たって声が出なくなったという実話を読んだことあります。
寺院の中のものは石1つでもすべて神様のものですので、ご注意ください!
・ニュピの日に外出する
去年僕も初めて経験したニュピ。ニュピとはバリヒンドゥー教が使う暦の上でのお正月で、静寂の日とされ、この日は観光客も全員外出禁止、火、電気の使用が禁止されます!(一部のホテル、病院を除く)
「この日に外出して騒ぐとどうなる?」と聞くと、「見回りにボコボコにされて罰金だよ」とのことです♪真偽はわかりませんが、外には出ないでくださいね。ちなみに2017年は3月28日と公表されています!
イスラム教関連のタブー、マナー、NG
・豚肉、豚を使った製品、アルコール飲料の強要
これはイスラム教徒に対してですね。僕の友達にはバリ人のヒンドゥー教徒もいますし、ジャワ人のイスラム教徒もたくさんいます。その中の一人がつい先日、日本人と夜ご飯を食べた際に、「お酒を飲め」と言われてびっくりしたといっていました。
何も知らない日本人からすると「一杯くらい飲んで」と思ってしまうのかもしれませんが、イスラム教徒からすれば「宗教的に飲んではいけないもの」ですので、絶対に強要しないでください。
豚も同様に触れてもいけないし、口にするのもNGです。観光客が特に注意したいのは日本から持ってきた「お土産」。
イスラム教徒からすると貰ったお土産でも、成分表が日本語で読めない&ハラルマークもないので、少し心配。いくら口頭で「豚つかってないよ」と言われても少し躊躇してしまうので、強要はしないであげてくださいね。
ちなみにゼラチン、醤油などの製造過程でアルコールが自然発生するもの、についても厳格なイスラム教徒はNGとなります。
・ISなどのイメージだけでイスラム教徒のすべてを悪くいうこと
とあるイスラム教徒のガイドさんがお客さんの要望に応えて、やっすいワルン(食堂)にご案内した時のお話。
そこの店内にはヒジャブと呼ばれる女性のイスラム教徒特有の被り物をしている方がいらしたそう。それをみて観光の日本人が一言。
「わ、イスラムいる。この店いやだ。早く出よう。」
もう、説明する気力さえ失せるストーリーですよね。話してくれた人はとても悲しい顔を浮かべていました。無知にもほどがあります。
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