バリ島のテロの危険性について、真剣にお伝えしたいと思います。
みなさん、こんにちは!バリ島旅行のみかた、メインライターのホリです!
今日は通常の記事とは異なり、今騒がれているバリ島のテロ予告について在住者の視点を交えながら少しお話ししたいと思います!
ご存知の方もいらっしゃる通り、1月14日のジャカルタ自爆テロ及び銃撃戦の後、僕が住む、ここバリ島でもテロが起こるのではないかという空気は漂っていました。
もともとバリ島は8割以上がイスラム大国のインドネシアの中でも特殊なヒンドゥー教の島ですし、ジャカルタでテロを起こした組織、IS(Islamic State)に対して強固な反対姿勢を示している、欧米諸国、日本、オーストラリアの観光客が多いという理由で、狙われる可能性は非常に高い場所ということができます。
そんな中1月18日、バリ島北部のブレレン県の役所にテロ予告の手紙が届きました。
内容は「我々はすでにバリ島に潜入済みで、街を吹き飛ばす準備はできている。」というもの。
インドネシア国家警察相によると、手紙を出した犯人はすでに逮捕されているということですが、その男が本当にISの人間でテロを起こすだけの準備が整っていたのか、それともただISに感化されただけの人間なのか、いまだ調査が続いている状況です。
またこの手紙を受け、インドネシア政府はバリ島の役所の警備を強化したのはもちろんのこと、大きなショッピングモールには、普段いない銃をもった警察が数人立っているのを見かけます。
空港の警備もかなり厳重になり2002年のようなテロを絶対に起こしてはいけないという姿勢が見えてきます。
しかし正直、僕はまだまだ予断を許さない状況だと感じています。
文明の進化によって爆弾は小型化でき、荷物検査も容易にクリアできてしまいます。また、ジャワ島からバリ島に入るフェリーではおそらくそこまで厳重に荷物検査が行われない。目視レベルの検査のはずです。
そもそも、中型のスピードボートがあれば、夜中にだれにも気づかれず他の島からバリ島に入ることもできるでしょうし。ジャカルタの事件がお昼の時間帯に起こったことを考えると、夜だけ気を付ければいいという問題でもなさそうです。
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