インドネシア語の疑問詞たち
基本はやっぱりApa=アパ
apaが「何」、つまり英語のwhatのような感じで使われるよ。
例えば
Apa itu?(それ何)※itu=それ、その
Apa ini?(これ何)※ini=これ、この
なんて感じで使う。
ね、これめっちゃカンタンでしょ、たぶん、もう知ってるかもしれない。
でも、ちゃんと使ってるかー?
例えば、あなたがインドネシアでタクシーに乗っていて、「郵便局」を見つけたとする。郵便局であることは、もちろん見たらわかる。
でも、「インドネシア語で郵便局をどう言うのか?」ってのは、知らない。
そんな時に、郵便局の方向を指さしながら
Apa itu?(それ何?)
って聞いてみる。
すると、タクシーの運転手は、
Itu kantor pos.(イトゥ カントル ポス/それは郵便局です。)
と答えてくれる!
これスゲーでしょ!!!
「え?そうかな…?」
リアクション薄…
この答え方にも発見があるんだって。
まず、郵便局=kantor posという名前であること。
これで一つの単語を覚えたよね。
そして、Apa itu?(それ何?)
の答え方が
Itu kantor pos(それは、郵便局です。)
ituが文章の頭について、「主語」になっている。
こんな風に、インドネシア語の文章の構成なんかも理解できる。
もちろん、これはあくまで一例で、必ずしもこの会話の通りになるとは限らない。
でも、いずれにせよ、どんな会話でも発見ってあるものだから、「質問をしない」ということはせっかくのインドネシア語を上達させるチャンスを失ってしまう。
このことをもっと意識しよう。
だから本当に誰にでも話しかける、そして質問する。この姿勢はとーっても大切!
オッケー?
じゃあ、あなたが、見知らぬインドネシア人に話しかけまくる馴れ馴れしい人間に変わったところで、Apaのもう一つの使い方を見てみよう。
Apa Anda orang Indonesia?(アパ アンダ オラン インドネシア)
あなたはインドネシア人ですか?
- Anda(あなた)※文中でも文頭は大文字になります。
- orang Indonesia(インドネシア人)
Apa=~ですか?といった意味を持つよ。
この場合、Apaでもいいんだけど、Apakahの方がより多く使われるね。
Apakah Anda orang Indonesia?(アパカ アンダ オラン インドネシア)
あなたはインドネシア人ですか?
こんな感じでね。
※apakahの方がより丁寧な言い方です。
主に、Apaは「何かわからない時」、そしてApakahは「確認する時」に使うと考えておこう。
Apa itu?(アパ イトゥ)
それ何?「何かわからない時」
答え方の例:Itu kantor pos.
それは郵便局です。
Apakah itu kantor pos?(アパカ イトゥ カントル ポス)
それは郵便局ですか?「確認する時」
答え方の例:Ya.(はい。)
よーし、
Anda mengerti?(あなたは理解した?)
理解できたらオッケー…
いやいや、
ちょっと待って!
「あなたは理解しましたか?」という文章はさっきやった通り、確認する時の疑問文だよね。
から通常は、
Apakah Anda mengerti?(アパカ アンダ ムングルティ)
あなたは理解しましたか?
このように、Apakahを使うってさっき習ったよね。
でも、このApakahは実は省略してもいいんだよ。
でもその代わりに「語尾を上げる」
それだけで、Apaka(Apa)をつけなくても質問文になるんだ。
※語尾を上げず、そのまま「Anda mengerti.」と言う場合は「あなたは理解します。」という意味です。
ってなわけでAnda mengerti?(理解した?)
しつこいか。maaf(ごめんなさい)
次いこ、次。
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