タンパクシリンとは?
タンパクシリン(Tampaksiring)は、バリ島の中東部にある町で、宿泊施設や寺院などの観光スポットが点在しています。
ウブドに隣接しているタンパクシリンは、日本の高級リーゾートホテルチェーンが進出し話題のエリアとなりましたが、まだまだ昔ながらのバリ島の風景がのこっています。ランドマーク的な存在なのが「ティルタウンプル寺院」で、ほかにはのどかな田園風景も見わたすことができます。
ティルタウンプル寺院は「聖水の寺院」としてしられているバリヒンドゥー教の寺院で、泉からわき出る水での沐浴場が有名です。自然ゆたかな美しい庭もあり、人気の観光スポットになっています。
そして、2012年に世界文化遺産に登録された「スバック」を利用した田園を見ることができるのもタンパクシリンの魅力です。スバックは田に水を供給するバリ島独自の水利システムで、村から独立をした組織で構成されています。それぞれに寺院があり、タンパクシリンにはこのようなスポットが数か所ありますが、まだ観光客はおおくないため、ゆっくりと鑑賞できるのがポイントです。
タンパクシリンは観光地としてメジャーなウブドに隣接しているので、ついでに立ちよるコースを組むのもよいですし、繁華街とひと味ちがったバリ島を体験したいときにピッタリのエリアといえるでしょう。