ジャティルウィの棚田とは?
ジャティルウィの棚田は2012年に世界遺産に登録されて話題になっています。バリ島では棚田が多く見られますが、ジャティルウィのものはかなり大規模で、観光スポットとして特に稲作文化のない欧米人旅行客から人気の高いものです。
ジャティルウィの棚田はタバナンにあり、ほとんどの家が稲作を営んでいるというくらいに米の生産が盛んなところです。一般的な白米だけではなく、赤米も作っています。
日本は水田が多く見られる国なので、水田は見慣れていると思ってしまいがちですが、ジャティルウィの棚田は日本の水田とは規模も迫力も全く違います。
360℃のパノラマで棚田が広がっていると言えるくらいの規模で、稲穂が育つと視界前面が稲穂の色になるというくらい。そしてバナナの木やヤシの木が一緒に水田に生えている様は、日本の水田では見ることができない景観です。
ジャティルウィの棚田の周辺には、この美しい景観をメインにしたレストランが多いのも特徴です。ジャティルウィで作られた赤米を出しているところもあって、ジャティルウィの棚田の景色と味を満喫できます。
座敷形式のレストランも多く、靴を脱いでゆったりと棚田を見ながら食事する…それは伝統的なバリ島の景色を楽しむことができる時間だと言えるでしょう。