グデクランビタン宮殿とは?
グデクランビタン宮殿はバリ島の南西部、タバナンの近くに位置する宮殿で、タバナン王家の分家であったと言われています。
インドネシアという国が成立する前、バリは各地の貴族が治める9つの小さな王国で形作られていました。そのときの王国のひとつがタバナン王国です。その王国の王であったシガサナ8世には2人の王子がおり、その内の1人の為に建造した宮殿だと言われています。
王国時代に使用されていた本物の宮殿ということもあり、その時の雰囲気を感じ取れる繊細で豪華な造り、美しい庭園は一見の価値ありです。
現在でもその王家の血筋によって管理されているグデクランビタン宮殿ですが、中ではディナーパーティーを体験することができるようになっています。ガムランの演奏で歓迎され、バロンダンスやバリの伝統芸能であるチャロナランを楽しむことができます。
そしてそのダンスを見ながら頂く料理は豪華なビュッフェスタイル。料理はインドネシアの伝統料理であるバビ・グリン(豚の丸焼き)が美味しいと評判です。
バリのウェディングスポットしても人気が高く、ミックジャガーがここで式を挙げたことでも有名なこの宮殿。長い歴史を持ちながらも現代風の楽しみ方もできる、間口の広い宮殿だと言えます。