トゥルニャンとは?
トゥルニャン(Trunyan)は、バリ島の中東部に位置している村で、独自の風習をもった「バリ・アガ」とよばれている人びとが暮らしています。
バリ・アガとは、現在のバリ人のおおくがジャワ島から移り住んできた人びととされているなか、それよりも前から暮らしている人びとのことで、現在では島内のいたる場所でそれぞれの伝統などをまもりながら生活をしています。
トゥルニャンはバトゥール湖の東にあり、観光エリアからおとずれるにはボートで移動をします。まわりの大自然とあいまって、村の景色は厳かで幻想的な印象です。寺院や集会場などの建築物もバリ島でよく目にするような雰囲気とすこしことなり、興味深いポイントになります。
村の風習のなかで特徴的なのが「風葬」です。世界各地からみてもめずらしく、遺体を自然のなかで風化させ、年月をかけて白骨化させています。トゥルニャンでは墓地となっている場所があり、頭蓋骨がならんでいます。
トゥルニャンへおとずれるには、車でバトゥール湖のボート乗り場までいきます。移動時間の目安は、繁華街(クタ・レギャン)から3時間程、ほかでは体感できないバリ島にふれたい方など、一度はおとずれてみるとよいでしょう。