トペンとは?
トペン(topeng)とは、いくつかあるバリ舞踊の様式と仮面を意味し、トペンダンスは仮面舞踊劇が特徴となっています。
バリ舞踊は元もと、バリヒンドゥー教で神様に奉納をする目的をもっていましたが、島の観光がさかんになるにつれ、環境客むけの鑑賞用が創作されるようになり、いまではおおきくわけて「ワリ」「ブバリ」「バリバリアン」などに区分けされています。トペンは「ブバリ」の一つで、儀式での奉納が主となっています。
トペンのストーリはバリ島やジャワの古典物語から引用されており、比較的に複雑といえるでしょうが、仮面や衣装のきらびやかさ会場の雰囲気でもその場を楽しむことができるでしょう。
バリ島にはバリ舞踊の鑑賞を目的におとずれる観光客の方がいるほど、芸術がさかんなことで有名です。ウブドでは毎日のようにどこかの会場でいずれかの舞踊が公演されており、連日にぎわいをみせています。ケチャダンスなどよく知られているものもありますが、歴史もふるく種類がたくさんバリ舞踊を鑑賞すれば、より深くバリ島を堪能することができるでしょう。そして、おおくの舞踊でもちいられる「ガムラン楽器」での演奏も、一度は会場で聴いてみたいものです。