タル・アグンとは?
タル・アグン(Taru Agung)は、3柱の神様がまつられている「ガジュマルの木」で、パワースポットとしてしられています。
日本でガジュマルの木といえば、観葉植物の鉢に植えられたものを想像しがちですが、バリ島にあるタル・アグンはかなり大きく、巨木というのにふさわしい大きさをもっています。
観光客だけにとどまらずローカルの方たちもお祈りをささげるほど有名で、木に願い事をつたえると叶うと言われています。おもに健康やビジネスのご利益があるとされ、毎日おおくの人びとがおとずれています。
バリ島は「神々の島」といわれるだけあり、パワースポットや寺院がいたるところにあります。島にすむ人の90%がバリヒンドゥー教を信仰しているとされ、小さな子どもから大人まで、毎日、神様へお祈りをささげています。
ジャワ島を経由しインドからわたってきたヒンドゥー教と仏教、そして元もとあった宗教が融合し発展したのがバリヒンドゥー教で、儀式などをはじめ慣習を重んじており、バンジャール(地域単位のコミュニティ)では人びとの結びつきがつよく、信仰心のふかさがうかがえます。
そんなバリ島ではたくさんの神様がいるため、タル・アグンのようなスポットがいたる所に存在しています。