タマンカジャとは?
タマンカジャ(Taman Kaj)は、バリ島のウブドにある村の名前で、サレン・アグン宮殿を背にしてラヤ・ウブド通りを東に向かった左手に位置しています。
タマンカジャで人気となっているのが「ケチャ」ダンスです。「ラーマーヤナ」という、ヒンドゥー教の叙事詩をもとにストーリーが組み立てられ、特徴はほかの演目とことなり「ガムラン」の演奏がなくリズムを唱歌(声で表現する)しているところです。
ケチャを観るにあたり、多少なりとも予備知識をもっておくと理解がふかまるでしょう。演者は基本的に男性で、ラーマーヤナの一部とバリ島の文化をミックスさせた舞踊です。善と悪の戦をえがいており、数十人の踊り手がそれぞれのパートにわかれ、唱歌をしながら舞う姿は幻想的でありながら迫力満点です。
バリ島では毎日どこかでバリ舞踊の公演があり、演目も様ざまです。元もとは神様への奉納が目的でつくられましたが、今では観光客向けにアレンジした鑑賞用の舞台で観る者を魅了しています。
タマンカジャ村にある会場は「タマン・ダラム寺院」です。住所は「Jl. Sri Wedari No.12, Ubud, Kabupaten Gianyar, Bali 80571 Indonesia」、演目名は「ケチャ・ファイヤー・トランス」で、毎週土曜日の19時30分開始になります。
※2018年調べ