スバック博物館とは?
スバック博物館(Museum Subak)は、バリ島中部のタバナンにあり、スバック(水利システム)にまつわる資料が展示されている博物館です。
スバックは、棚田に水を供給するシステムで、バリヒンドゥーと深くかかわりがあります。村から独立をした組織で形成され、それぞれのスバックに寺院があり、バリ島に古くからある独自のシステムは今でも多く存在し、2012年には世界遺産に登録されました。
スバック博物館は紙の資料だけではなく、実際に使われていた道具や復元された民家、写真やジオラマなど、スバックに関するあらゆるものが展示されています。昔の人が使っていた農具には先人の知恵がつまっており、ここに訪れればその歴史や、当時の人々の生活をかいまみることができます。
現在の棚田は「ライステラス」とよばれ、人と自然がつくりあげたその風景は、バリ島の醍醐味といっても過言ではありません。スバックを知ればライステラスを、より絶景に変えてくれるでしょう。
住所は「Jl. Gatot Subroto, Tabanan, Bali」で、デンパサールから車で約1時間30分の距離にあります。営業時間は、月曜日から木曜日および土曜日が8時から16時30分で、金曜日は8時から12時30分です。
※2018年調べ