ジュンブラナとは?
ジュンブラナ(Jembrana)は、インドネシア共和国のバリ州にある県の一つで、バリ島の西に位置しています。デンパサール空港からジュンブラナまで、陸路で約3時間かかり、首都はヌガラ(Negara)です。
バリ島とジャワ島とつなぐ港があり、ジャワ人も多く暮らしているため、バリヒンドゥーだけではなく、イスラムの文化が交わっています。
南部エリア(クタやレギャンなど)のように観光客が多くはおらず、宿泊施設も数えるほどですが、魅力の一つに、豊な自然があります。そこかしこに広がるライステラスや広大なインド洋をのぞむ景色をはじめ、他のエリアと一味ちがうバリ島を体感したい方がたにオススメのエリアです。
大自然や動物と触れ合いたいとき、「バリ西部国立公園」に行くのもよいでしょう。バリ島だけに存在すると言われる幻の鳥「ジャラ・プティ」もいます。
ジュンブラナ県も芸術がさかんなバリ島らしく、ガムラン演奏(インドネシア民族音楽)のチームが複数おり、ジェゴグ(Jegog)とよばれるガムラン楽器は、ヌガラが発祥の地と言われています。
ガムランの素材は主に青銅ですが、ジェゴグは竹で作られているのが特徴で、美しい音色は世界中にファンがいるほどです。