ココナッツシュガーとは?
ココナッツシュガーはココナツができるココヤシから採取した茶色い砂糖のことで、バリではデザートにも料理にも頻繁に使用されています。バリの料理で「甘い」と感じる部分は、そのほとんどがココナッツシュガーで甘さを引き出しています。
そんなココナッツシュガーは、実は女性にとってかなり嬉しい効果があり、それは摂取しても血糖値が上がりにくいというものです。血糖値と聞くとピンときませんが、血糖値が急激に上昇すると、体は使い切れなかったエネルギーを脂肪として蓄えます。
反対に血糖値が緩やかに上昇するココナッツシュガーは、それだけエネルギー源になりやすいと言え、糖分が脂肪に変わるのを防止します。
更にココナッツシュガーにはミネラルやビタミンB群、アミノ酸、食物繊維も多く含まれていて、栄養の豊富さは白砂糖とは比較になりません。
これだけ栄養たっぷりのココナッツシュガーですが、肝心の味は黒糖に似た風味です。ですが黒糖特有のクセがなく、こちらの方が甘みがまろやかになっていて食べやすいと感じられるでしょう。
栄養豊富で美味しいココナッツシュガーは、旅行客からはお土産品としても大人気。日本で買おうと思うと高価ですが、バリのスーパーなら500gで20,000ルピア(日本円で150円~200円)ほどで購入可能です。