カキリマとは?
「カキリマ」とはインドネシア語で「5つの脚」という意味がありますが、一般的には移動式屋台や露店のことを指します。反対に店舗として展開しているものを「ワルン」と呼びます。カキリマでは周辺に小さな飲食用のスペースがあることも少なくありません。
バリを初めとするインドネシアでは、カキリマは非常にポピュラーなもので、伝統的な販売方法でもあります。手で押して移動するタイプのものが伝統的ですが、最近ではバイクや軽トラックで販売しているカキリマもあります。
販売されている食べ物は実に様々ですが、ナシゴレンやミーゴレンなどのインドネシア定番料理を扱う店舗や揚げ物を専門としている店舗、汁物を販売する店舗、具材が入った豆腐であるタフイシを販売する店舗などがあります。
カキリマの魅力としては、手軽に色々なものが食べられるというところにあります。お値段もレストランと比較するとかなり安いので、10,000ルピア(日本円で約100円)ほどで一食分を食べることができます。
ただし、衛生面で問題があるカキリマを選ぶとお腹を壊してしまうこともあるので、食材の回転率が良い人気があるカキリマ、十分に加熱された料理を販売しているカキリマを選ぶのが無難です。