ガムランボールとは?
ガムランボールは澄んだ涼し気な音色が魅力的で、バリのお土産として定番の品となっています。真鍮で作られた鈴の様なものですが、元々は神様に捧げる音を奏でる楽器としてバリの宗教儀式で用いられるものです。
バリ・ヒンドゥーの儀式で欠かせない楽器であるガムランボールには、身につけていると「願いごとが叶う」効果があると言われています。
その丸い形は月をイメージしているもので、そのデザインも星や月、花などの自然界のものが利用されており、神秘的な力が宿っていると考えられています。
ガムランボールはバリでは「ボラ・ミンピ」とも呼ばれていて、これは「夢のボール」という意味があります。「幸せを運んできてくれるもの」という考え方は、バリでも日本でも変わらないのでしょう。意味合いも含めて大切な人へのお土産にピッタリですね。
願いごとが叶うと言われるガムランボールですが、その綺麗な音色には癒しの効果もあると言われています。α波が発生する音だとも言われており、疲れたときやストレスが溜まったとき、気分が不安定なときにこの音を聞くと、心地よい気分になることができます。
ガムランボールを鳴らすときは掌の上で転がすように鳴らすと、最も綺麗な音が出ます。紐をもって振るのとは全く違った音が出るので、手にした時には試してみてください。