カモミールティーとは?
バリの料理に欠かせないものと言えば、スパイスとハーブ。バリの人々はハーブを多用しますが、それは料理だけではなくお茶としても活用されるものです。その中でもカモミールティーの人気は高く、レストランやスパなどで頻繁に提供されています。
カモミールは日本では「カミツレ」と呼ばれている花です。この花はリンゴの様な甘めの香りを漂わせており、カモミールティーを飲んだ時にもふわっとリンゴの様な香りを感じることができます。
ジャーマン種とローマン種の2種類が存在していて、味はローマン種の方が苦味が強くなっています。ハーブティーを初めて飲む方には、香りが良くて甘みが強いジャーマン種の方がおすすめです。
カモミールティーは効果が優れていることでも知られていて、代表的な効果としては安眠効果、リラックス効果、疲労回復、生理痛緩和、風邪の諸症状の改善、アレルギー症状の改善などが挙げられます。
さらに貧血や冷え性の改善効果、胃腸を整える効果、ガン予防やアンチエイジングにも効果的と、その働きは万能薬ともいえるほど。実際ヨーロッパでは4,000年以上前から民間薬として使用されていたと言われており、薬草としては最も古い歴史を持ちます。