ブレレン港とは?
ブレレン港は、バリ島の北部にあるブレレン県にある港の旧称となり、現在は「シンガラジャ(Singaraja)港」とよばれています。
オランダに統治されていたころにはバリ島の玄関とし、シンガラジャ港にはヨーロッパや中国からの貿易船を迎えいれていましたが、すでにその役割は南部のブノア港へ移転しています。
また、シンガラジャという地名はなく、いくつかの村で構成されていて、そのエリア自体は「島内でもデンパサールに次ぐ第二の都市」といわれるほど近代的な場所となります。
そして、今でも植民地時代に建てられたコロニアル調の建築物がのこり、島内でもめずらしい町の景観となっていますが、観光スポットはほぼといっていいほど無く、特筆するとすれば、バリ島の名産であるハッテンワインのブドウ産地であることです。
港から海にむかって西にすすむと、いくばくか観光地化されているので、ビーチやメインストリートとなっている「シンガラジャ通り(Jl. Singaraja)」ぞいには、ホテルやレストラン、ワルン(食堂)が点在しています。
シンガラジャの中心地をはずれると静かなエリアとなっているので、のんびりとしたリーゾートを堪能したい方にとって良いでしょう。