ベジ寺院とは?
ベジ寺院(Pura Beji)は、バリ島の北部にあるサンシッ村(Desa Sangsit)にあるバリヒンドゥー教の寺院で、世界遺産に登録されている「スバック」の一部にもなっています。
(スバックとは、水田に水を均等に供給する「水利システム」のことで、村をこえた組織で構成されています。)
バリ島では「6大寺院」などと銘打って、様ざまな寺院が紹介されていますが、常連となっているのがベジ寺院で、建立されたのは15世紀ともいわれ歴史も古く、田や農作物を守るといわれる女神(Dewi Sri)にささげられたとの言い伝えがあります。
そしてベジ寺院は、そのレベルの高い数かずの造形が評価されており、緻密なデザインのレリーフがほどこされた割れ門や、石像、境内の入り口は圧巻で、静かで厳かな雰囲気につつまれつつも、その美しさに感動をおぼえるほどです。
敷地内は整備され緑豊かな寺院となりますが、さほど広くはないため、見学時間の目安は40分程度といえるでしょう。
住所は「Jalan Raya Sangsit, Sangsit, Sawan, Kabupaten Buleleng, Bali 81171 Indonesia」です。