バカールとは?
バカール(bakar)はインドネシア語で「(強火で)焼く」ことを意味し、食材と調理方法が料理名となることがおおいいため、バリ島でも「イカン(魚)・バカール(焼く)」が海鮮バーベキューとして有名です。
バカールは直訳をすると「焼く」となりますが、日本人がイメージしやすい「フライパンで焼く」というような行為とことなり、直火で豪快に調理されることが一般的であるため、バーべーキューと表現されることがおおくあります。
イカン・バカールは島内のリゾートエリアであるジンバランが定番スポットとなっていて、ジンバランビーチには何件もの店が軒をつらね、砂浜に配置された座席からは夕陽をながめながら食事をいただくことができ、観光客で連日にぎわいをみせています。
バカールがつく料理でほかに一般的なのが、「アヤム・バカール」で、アヤムは鶏を意味し、チキンバーべーキューといったところでしょう。
バカールのように調理方法で料理名にはいっている単語でよく目にするのは、「ゴレン=炒める・揚げる」や「チャンプル=混ぜる」です。
「ナシゴレン」が「インドネシア風チャーハン」といわれるのは、ナシがご飯でゴレンが炒めることを意味するためで、同様に「ミーゴレン」のミーは麺をさし、炒めた麺となります。