チャカンクンとは?
チャカンクン(ca kangkung)は、バリ島でポピュラーな料理の名前で、空心菜の炒め物です。
チャ(ca)は炒めることをさし、カンクン(kangkung)は空心菜を意味しています。
空心菜はバリ島でよく食べられている野菜で、パサール(市場)に行くと山盛りになって売られており値段もお手頃なので、たいへん親しまれている食材です。
ワルン(食堂)やインドネシア料理のレストランで食べることがでるチャカンクンは、「カンクン・ホットプレート」や「カンクン・ゴレン」ともよばれ、ニンニクやスパイスの風味がきいていて、塩で味付けをされているものが一般的です。
空心菜はβカロテンが豊富で、たくさんの栄養素が含まれている野菜です。免疫力アップや疲労回復、美容にも効果的といわれていて、汗とともに体からながれ出てしまうカリウムなども含まれており、バリ島で疲れたときや野菜不足を感じたときにいただくとよいでしょう。
日本で空心菜はまだお手軽とはいいがたい食材で、エスニックレストランや中華料理でいただくことがおおくなります。バリ島にいけば値段もリーズナブルで、いたる所にチャカンクンがあり、滞在中の栄養補給としてもオススメの一品です。