ゴレンガンとは?
ゴレンガン(gorengan)は、日本語に直訳すると「揚げ物」となりますが、バリでは小腹が空いたときのおやつとして定番のもの。そのため、鳥の唐揚げなどのメニューではなく、バナナの天ぷら、芋の天ぷらなどの軽い食べ物のことを指すことが多くなっています。
ゴレンガンは「ゴレンガン屋」というものが存在しており、バリのカキリマという移動式屋台で購入することができます。バリでは深夜に軽食を購入できる店舗は少ないため、遅い時間にお腹が空いた場合、カキリマで購入するのが一般的です。
カキリマで購入できる揚げ物として人気のものは、「タフゴレン」という豆腐の揚げ物です。この豆腐の揚げ物を販売しているゴレンガン屋はとても多く、豆腐もプレーンのものから野菜が入っているものまでバリエーションに富んでいます。
他には鶏肉と野菜で作った春巻きのような「ルンピア」というものも人気です。バナナの天ぷらである「ピサン・ゴレン」、大豆の発酵食品を揚げた「テンペ・ゴレン」なども定番品として目にすることができます。
日本人旅行客がカキリマで生ものを食べることはリスクが伴いますが、しっかりと油で揚げられているゴレンガンなら大丈夫でしょう。バリ旅行の際にはぜひカキリマに行って、好きな揚げ物を注文してみてください。