カウィ寺院とは?
カウィ寺院はスバトゥ村にある小さな寺院ですが、その一番の魅力は聖水が湧き出ていると言われる泉です。ティルタウンプルも聖水の湧き出る泉があり、「聖水の寺院」と言われていますが、カウィ寺院も同様です。
聖水の湧き出る泉の近くには沐浴場があり、地元の人々は毎日カウィ寺院で沐浴を行っています。バリ・ヒンドゥーを信仰する人々にとって沐浴は重要な儀式なので、聖なる水が湧き出ているカウィ寺院は、沐浴には絶好の場所となっています。
この寺院はティルタウンプルと非常に性質的に似ていますが、カウィ寺院の方が隠れスポットとなっているので、旅行客や観光客はあまり訪れていません。人が少ないところで静かにバリの文化に触れてみたい方、集中して沐浴を行いたいという方は、こちらの方が向いているでしょう。
沐浴場の手前には果物の露店などが並んでおり、バリの自然の中で育まれた、新鮮な果物を購入することもできます。一緒に鏡や壁飾りなどのインテリア雑貨も販売されているので、お土産におおすすめです。
場所はプタヌ川のタンパクシリン対岸に位置しています。タンパクシリンからは車で約10分、ウブドからは車で約30分くらいの距離です。見学可能時間は8:30~16:00。