ウルンダヌバトゥール寺院とは?
ウルンダヌバトゥール寺院は、ヒンドゥー教と仏教の2つの宗教が混在しており、異色ともいえる寺院です。
ウルンダヌバトゥール寺院はバリ島にヒンドゥー教が伝来される以前から存在しており、その頃は仏教の寺院として住民の信仰を集めていました。ヒンドゥー教が伝来してからはヒンドゥー教も吸収して、2つの宗教の社が建造されているという珍しいものになります。
この寺院に祀られているのは、日本人にもなじみ深い仏教の仏と、バトゥール湖の守護神であるデウィ・ウルン・ダヌの二神です。
ウルンダヌバトゥール寺院は歴史が深い由緒正しい寺院ですが、その外観も見事なものです。境内の中には神秘的な造りが目を惹く11層ものメル(多重塔)が中央にありますが、他にも4つのメルがあります。
彫刻が施されたクルクルはかなりの大きさで、近くで見ると圧倒されてしまうほど。コリ・アグンも見事で、こちらは炎の形を表していると言われています。
ウルンダヌバトゥール寺院はバトゥール村にあり、キンタマーニ展望台から左に進んだところにあります。見学可能時間は8:00~17:00。入場料は35,000ルピア(日本円で約250円~300円)です。
見学の際には服装に注意して、あまり露出の多い恰好では行かないようにしてください。