スマラプラ王宮(宮殿)とは?
スマラプラ王宮(宮殿)は、バリ最後の王朝といわれている「スマラプラ王朝」の宮殿で、博物館や旧裁判所もあり、今では観光スポットになっています。
宮殿(バレ・カンバン)は池に浮かんでいるように見えることから「水の宮殿」ともいわれ、天井にはバリ島に古くからある絵画技法の「マサンスタイル」がほどこされており、見事な天井画を鑑賞することができます。
裁判所(カルタ・ゴサ)は、1942年まで実際に使われていて、宮殿と同じく天井はカマサンスタイルの絵が描かれています。
博物館には、当時の王宮で使われていた調度品や、歴史にまつわる品々が展示されています。
バリ島は過去にオランダ軍から侵攻を受けた歴史があり、スマラプラ王朝も何度か戦っています。展示品の中には当時のようすを描いた絵画もあり、ここに訪れれば、より深いバリ島を知ることができるでしょう。
住所は「Jl. Kenanga No.11, Semarapura Kelod, Kec. Klungkung, Kabupaten Klungkung, Bali 80761, Indonesia」で、バリ島の中東に位置し、ウブドにあるサレン・アグン宮殿(Puri Saren Agung)から車で60分程の距離です。