ラーマヤナとは?
ラーマヤナは、ヒンドゥー教の聖典の一つであり、2大叙事詩の一つです。
英語表記では「Ramayana」、バリ島内では「ラヤマナ」と言われることもあります。
また、叙事詩とは、物語や出来事を記述するスタイルの名前で、おおくは、長いストーリーが書かれています。
ラーマヤナはサンスクリット語(古代インドに属する言語)で記載されていて、内容は、「妻であるシータが誘拐され、ラーマ王子がシータを取り戻すため、大軍をひきいてラーヴァナ王に挑む」という内容になっています。
また、バリ島には「バリヒンドゥー教」が根付いており、宗教の祭事などでは「バリ舞踊」がかかせない存在です。そんな、舞踊の台本のもとになっているのがラーマヤナで、よく観光客むけの舞踊プログラムに、ラーマ王子やシータが登場し、島内のどこかの会場でバリ舞踊を観るさいには、舞踊のストーリーを事前にチェックしておくとわかりやすいでしょう。
そして、バリヒンドゥー教は、もともと島内にあった信仰と、インド仏教やヒンドゥー教が合わさった独自の宗教で、バリの人びとは毎日かかさずお祈りを捧げ、信仰があついことでもしられています。それが、神々の島とよばれるゆえんの一つかもしれません。