ナシとは?
ナシ(Nasi)とは、インドネシア語で「炊いたご飯」を意味する単語で、料理名によく使われており、バリ島で食べるきかいのおおい「ナシゴレン」や「ナシチャンプル」が代表的な例となります。
バリ島をふくむインドネシアでも日本と同様に主食が「お米」です。おもに、ねばりけが少なくサラとした細長い「インディカ米」が食べられており、バリ島は一年をとおして温暖な気候のため、場所によって三毛作(一年に収穫が三回おこなわれる)にまでおよびます。
バリ島でポピュラーな料理のナシゴレンは、バリ風のチャーハンで、ゴレンは「炒める」を意味し炊いたお米を炒めてスパイスなどで味付けをします
ナシチャンプルは、日本でいうところの幕の内弁当のようなイメージで、チャンプルは「混ぜる」とういう意味ですが、数種類のおかずと一緒に一皿にお米がのっている料理となります。
他の東南アジア諸国とことなり、バリ島のお米は香りがひかえめといわれているので、日本人でも抵抗がすくなくいただくことができるでしょう。なかには得意ではない方もいらっしゃいますが、おいしいと積極的に「ナシ」にまつわるインドネシア料理をたべる方もいらっしゃいます。