マルガ英雄墓地とは?
マルガ英雄墓地(Taman Makam Palahwan)は、インドネシア独立戦争で激戦地となった、バリ島のタナバンのマルガにある戦没者墓地で、「チャンディ・マルガナラ墓苑」ともよばれています。
1946年11月に、グスティ・ングラ・ライ将軍ひきいる約100名の部隊がおおくの戦死者を出し、中には日本人12名もふくまれているといわれ、インドネシア独立をかけてオランダ軍と戦った戦争の一部を、「マルガ大戦」といいます。
マルガ大戦では、グスティ・ングラ・ライ軍が全滅したともいわれていますが、当時のようすを詳細に記載した書物がのこっていたり、戦が夜中までつづいて終わっていることから、生きのこった者が数名いるという説もありますが、一般的にはグスティ・ングラ・ライ軍が全滅したといわれています。
毎年、11月20日には戦死者に追悼の意をささげる儀式がおこなわれ、いまでも当時の戦争が偲ばれています。
マルガ英雄墓地の住所は「Dajan Puri, Marga, Marga Dauh Puri, Kec. Tabanan, Kabupaten Tabanan, Bali 82181 Indonesia」です。