マンディとは?
マンディ(Mandi)はインドネシア語で、直訳をすると「水をあびる」という意味です。また、バリヒンドゥー教では「沐浴」もふくまれています。
バリ島では、湯船につかったり温水のシャワーをあびる文化がもともとなく、出かける前や眠ったあとにマンディをおこまいます。臭いのエチケットと、気温が熱いため身体を冷やす目的があり、ローカルの人びとは一日に数回マンディをおこないます。
そして、沐浴というと、乳児の身体をあらうことが日本では一般的な認識ですが、宗教的な意味合いをもってつかわれることのおおい言葉で、そのばあいは「身体をきよめる」ことをさします。
バリヒンドゥー教の寺院には、沐浴場がある規模がおおきい場所もあり、人びとはお祈りの前にマンディをおこないます。気温が低いウブドなどのエリアでは、水をあびることが大変におもえますが、終わったあとには清々しいという感想も聞かれます。
バリ島ではマンディを体験できるバリヒンドゥー教の寺院があり、ツアーもたくさんあります。寺院見学も興味深いものではありますが、マンディも体験して、よりローカルの方たちの文化を経験してもよいでしょう。
※寺院見学やマンディ体験は、ケガをしていたり身体のコンディションで参加ができないことがあるので、事前に確認をしておくと安心です。