グヌン・パユン寺院とは?
グヌン・パユン寺院はヌサドゥアのインド洋を見渡せる崖に建てられている寺院です。そのロケーションから眺望の良さはかなりのものですが、ガイドブックなどで紹介されることは少なく、観光客があまり訪れることはありません。
インドネシア語で「パユン」とは「傘」という意味があります。因みに「グヌン」は「山」という意味があります。
まだグヌン・パユン寺院が建造される前、サンヒャン・ニラルタという高僧がこの場所を訪れ、あまりに乾燥した土地だったため、傘で水を湧き出させて潤せたという伝説が残されているのです。そしてその湧き水に喜んだ村人たちが建立したのがグヌン・パユン寺院だと言われています。
グヌン・パユン寺院の最大の魅力と言えば、やはりその絶景と寺院の美しさです。切り立った崖の上に造られているため、インド洋を一望できる眺望。
そしてこの寺院自体の美しさもインド洋に負けてはいません。五重の塔の様な白いメルが青い空と海、そして豊かな緑と相まって、美しいコントラストを表現しています。
バリには景色や外観が美しい寺院がたくさんありますが、グヌン・パユン寺院は観光客もあまり訪れない中、ゆっくり見学できる隠れスポットとして優秀な寺院です。