ブブール・カチャン・ヒジョウとは？

ブブール・カチャン・ヒジョウ（Bubur Kacang Hijau）は、バリ島のローカル食で定番の「お粥」の一つで、主な材料は「緑豆」と「ココナッツミルク」となり、和食でたとえると「ぜんざい」のような存在となります。

インドネシア語で、ブブールがお粥、カチャンが豆、ヒジョウが緑を意味し、ブブール・カチャン・ヒジョウの出来上がり自体はココナッツミルクが緑がかった色味が一般的で、ほかのブブール類と同様、島内でくらす人びとのローカル食としよく食べられているため、街を歩くとたくさんのブブール専門の「カキリマ（移動式屋台）」にそうぐうします。

日本でお粥というと味つけは、すこし塩気をかんじるものがほとんどですが、バリ島には甘味のあるブブールがいくつかあり、ブブール・カチャン・ヒジョウもその部類にはいりますが、ローカルの方たちは甘いブブール類を、軽食として食べることがほとんどです。

観光客がいただくとなると、ワルン（食堂）やインドネシア料理のレストランがおおくなるといえ、そのばあいはスウィーツとしてあつかわれることがほとんどです。
甘く煮こまれた緑豆に、塩気をかんじるココナッツミルクがマッチして、日本人の口に合うといわれている一品です。