バリ舞踊とは?
バリ舞踊は、バリヒンドゥー教の祭礼や儀礼で演じられていたもので、島内にある寺院には専属のチーム(ダンサー・ガムラン奏者)がいます。
今でこそ、連日、観光客むけに披露されているようになったバリ舞踊ですが、広くしられるようになったのはここ数十年となります。また、その魅力はまたたく間に世界中へひろがり、近年はバリ島にある有名な舞踊チームが、海外から招待されるほどとなっています。
バリ舞踊は宗教的な要素に関連し、一般的におおきく3段階に区分けされています。
・【ワリ】寺院の儀式で演じられ、「バリス・ダンス」や「ジャンゲル・ダンス」などがふくまれています。
・【ブバリ】寺院で奉納されるほか、鑑賞用の舞台もあり、「トペン・ダンス」がふくまれています。
・【バリ・バリアン】鑑賞用につくられた舞踊で、観光客がいちばん目にするバリ舞踊です。「レゴン・ダンス」「バロン・ダンス」がふくまれるほか、バリ島観光でおなじみの「ケチャ・ダンス」もバリ・バリアンです。
バリ島には、バリ舞踊の鑑賞を目的に、毎年おおくの観光客がおとずれるほど人気となっています。海に面したリゾートエリアでは、ホテルやレストランでもステージがおこなわれているばあいもありますが、じっくりと本格的に体感したい方には、多数のチームと会場があるウブドがオススメスポットといえます。