ゆっくり考え事ができそうなシーシャカフェに行ってみた。
事故現場(家)にいてもゴキブリへの恐怖心から何も頭が回らなかったので、シーシャカフェに行きます。やっぱり場所を変えると、一旦思考がリセットされ、考えがまとまりやすくなりますよね。
ということで、今回はこちらに入ってみましょう。外観がカッコいいから。
内観もかっこよくて腰を抜かしそうになりましたが、気にせず着席します。
はぁ・・・・・
それにしてもゴキブリってなんであんなに恐怖感を感じるか。うん。恐怖の理由を挙げてみよう。
「動きが速いから」
否、動きが速い動物、昆虫は他にも多く存在するが、これほどまでの恐怖感は内包されてはいない。
「黒くて、つやつやしているから」
否、カブトムシは黒くてつやつやしているが、カッコいいとして認識されることがおおい。
あ、これはシーシャです。なんか味付きの煙で、ばああああってやるやつ。
シーシャのガラスボトルの上にはこのように炭が乗っています。
シーシャではなくゴキブリに話を戻しましょう。
ゴキブリを考えてみると、その他の害虫と圧倒的に異なることがある。それはやつらが実害が少ないにも関わらず畏怖対象となっていること。
実害報告を調べてみても、「極稀に寝ている人を噛むことがある」などその他の害虫と比べて極めて低い。
実際にインドネシア人はゴキブリを怖がるひとが少なく、「噛まないからダイジョブー」と僕には1mmも理解できないことをよく言われる。
つまり、インドネシア人にはない、日本人だけがもつ【純粋な不快さ】をゴキブリは保持しているということである。
【純粋な不快さ】つまり、これは感性の話だ。ということは「動きが速いから」「黒いから」「黒光りしているから」など、いくら理由を並べても無駄なのではないか。
ここにコペルニクス的転回がおこる。
ゴキブリという、いや、それ以前の人間に意味付与される前のモノ自体には意味がなく、つまり私たちの認識が対象に従うのではなく、対象が私たちの認識に従うのである。ゴキブリとボクという関係を前提とし、ボクの側からゴキブリに「気持ち悪い」という意味が付与されるということだ。
哲学者カントによると、認識能力は、感官による受容性の能力、感性と感官により受け取られた直観的表象を思惟する能力、悟性の二つに分けられ、まず僕の感性がゴキブリという直観的表象を感官によって、受け取り、そのあと悟性が
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はい、編集部からの要請によりカット。
今回、僕が考え事をしていたお店はこちら。
Shisha Cafe(シーシャカフェ)
住所 : Jl. Patih Jelantik No. 99, Legian, Kuta、Badung、Bali、インドネシア
営業時間 : 10:00~翌1:00(金土は翌2:00)
電話番号 +62 361 762292
シーシャとは、リンゴやグレープフルーツなどの香りづけがされたタバコの葉の上に炭を置き、出た煙をガラス瓶の中の水を通して吸うという喫煙具のひとつ。
中東やインドで広く嗜まれ、また日本では個人経営のカフェやバーに置いてあることが多いですよね。
僕も大学生の頃にはキャンパスの向かいにあったシーシャ屋さんで、1時間ほど友達と哲学議論を交わしたような、交わしてないような。
そんなシーシャ、バリ島では用意しているお店が数知れず。ただ基本的にはクラブや小洒落たダイニングバーのメニューの1つとしてシーシャがあるよーというもの。ただ、今回のお店は中東料理屋さんというくくりで、お酒はメニューにありませんので、僕のようにお酒が苦手な方でも入りやすい雰囲気。
このお店はアラビアンなテーマ性がはっきりとしており、トイレも綺麗。
レギャン通りから歩いて10分程度ですので、観光の方でも行きやすい場所にあります。
ちなみにこのシーシャのメニューはこんな感じ。89.5Kなので、Rp.89,500(=¥720程度)で、1時間くらいシーシャを楽しむことができます。