アヤムゴレンララパン
アヤムゴレンララパンは、鶏肉をスパイスで味付けして油で揚げた「アヤムゴレン」に、生野菜が一緒についてくるインドネシア料理のことです。
「アヤム」は鶏肉、「ゴレン」は油で炒める、「ララパン」は生野菜という意味があり、その言葉の意味を組み合わせると、料理の雰囲気をつかむことができます。そしてさらにサンバルという甘辛いタレとごはんが一緒についてくるのがインドネシアでの定番です。
アヤムゴレンララパンに使用される鶏肉は、ほとんどの場合ムネ肉かモモ肉です。衣をつけずに揚げるため皮がパリッとしていて、スパイシーな味付けとも相まって食欲をそそること間違いなし。一緒についてくるごはんとの相性も非常に良いものです。
バリ島でも多くのレストランで提供されていて一般的なアヤムゴレンララパンですが、バリ風の食べ方というものがあります。それは鶏肉の肉を右手で取って、肉とごはんとサンバルをそのまま混ぜて食べるというものです。野菜もそのまま右手で取って食べます。
もちろん、この食べ方でなければならないという決まりはありませんが、折角バリに行くのですからその土地の風習に従って食べた方が、料理の味もより一層美味しく感じられるでしょう。