アラスクダトン寺院
アラスクダトン寺院はバリ島南部に位置するバリ・ヒンドゥーの寺院。バリ・ヒンドゥー教徒しか境内の中に入ることは許されませんが、周辺の森はモンキーフォレストとして人気の観光スポットとなっています。
アラスクダトン寺院が建造されたのは1250年頃のことだと言われています。バリ・ヒンドゥーの高僧であるクトゥランによって建てられました。クトゥランはジャワ島から渡ってきたヒンドゥー教シワ派の高僧で、バリ島内にアラスクダトン寺院やカヤンガン・ティガを初めとする様々な寺院を建造したと言われています。
この寺院は信者以外は立ち入り禁止になっていますが、敷地内には野生の猿がたくさん生息していて、その数はおよそ700~1,000匹とも言われるほど。観光客にはエサを貰おうと近寄ってくることもあり、動物好きなら境内内に入らなくても十分楽しめるでしょう。
また、この塀に沿って樹齢何百年と言われる大木もあり、大コウモリがぶら下がる姿も見ることができます。これらの動物が見られる公園と森を併せると120,000㎡もの広さになり、自然と触れ合いたいときには最適な場所となっています。
場所はメングウィから北に向かって車で10分程の距離。7:00~17:30の時間帯なら敷地内に入れます。入場料として10,000ルピア(日本円で80円~90円)が必要です。